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災害対策 市 民 防 災 の 基 本~誰もがいずれは災害弱者~

【講師】

桐蔭横浜大学客員教授(消防学)

総務省 消防大学 講師

(一財)消防防災科学センター DIG・HUG指導員

防災生活安全 我聞塾 主宰 防災アドバイザー

​佐藤 榮一


【開催日時】

Ⅰ:2020年9月5日(土)11:00〜12:00

Ⅱ:2020年9月12日(土)11:00〜12:00

Ⅲ:2020年9月19日(土)11:00〜12:00

<50分講座+10分質疑応答>

※連続講座ですので基本は3日間とも参加していただきますが、参加者のご都合により、1日、2日間の参加も問題ございません。


【対象】

全ての方


【講座概要】

人間はいつになったら災害から自分の命と家族の命を守ることができるようになるのでしょうか。 事故で人命が奪われるたびに、「想定外でした。」「不可抗力です。」「以後、再発せぬよう努力します。」など、言い訳的なコメントでその時をしのいでいます。なぜ繰り返すのでしょうか。もう一度、『基本の“き”』から災害を学び、『目からうろこ・・・』に気づきましょう。

Ⅰ 地震災害

1 大規模地震  緊急地震速報は、既発地震の報知で予知ではない。予知は当分できない。  

2 大津波  東海、東南海、南海の三連動地震による巨大津波を懸念。

3 大震災(複合災害)過去の大震災:関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災の三つ。

Ⅰ-2 対策・個人防御  

・他人や行政に頼らぬ真の『自助・共助』ができますか。

Ⅱ 風水害

1 氾濫洪水  堤防の標高と住んでいる地点の標高差が水没水深です。(ハザードマップの見方)  

2 風害 気圧、気温差、海水温によるので今後さらに強力化し、常態化する。  

3 土砂災害  異常気象が常態化することにより、崖崩れ、地滑り、土石流、鉄砲水 多発  

4 都市水害 下水処理能力超過の結果、内水氾濫、低地浸水、地下施設浸水、道路冠水 多発

Ⅱ-2 対策・個人防御  

・気象予報へのリスペクト、ハザードマップを正しく読む、温故知新地域の災害史を知る

Ⅲ その他の災害

1 噴火  降灰による生活被害、(上・下水の壊滅、停電、交通途絶、健康被害、農業被害、etc.)  

2 高潮  浸水、水没(死者発生の事例もある;伊勢湾台風他)、海岸浸食、農業被害など。  

3 地滑り・がけ崩れ 大規模なものを山津波と表現する。集落全体が消滅。

4 大規模事故  放射線事故、感染症、国民保護計画  事故だ、災害だと責任のなすりあい。

Ⅲ-2 対策・個人防御  

・小規模であっても、特異なことであっても被害で、痛みを感じるのは自分だけ。  

・ 一人死んでも『家族にとっては大災害』


【講師ご経歴】

元 横浜市担当部長 消防正監 保土ヶ谷消防署長

元 横浜市民防災センター 署長

元 野村ビルマネンジメント㈱ 防災担当参与


 

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