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ボランティア活動を通して見えた、我々の必要性:3日目(2月3日)

 3日目の午前のボランティア活動は2つのグループに分かれて作業しました。1つ目のグループは、珠洲市上戸にある、水害の影響で田んぼの用水路に溜まった土砂をスコップでかき出す作業を、2つ目のグループは、仮設住宅や避難場所から自宅へ家電や家具の運搬を手伝う作業に分かれました。


 午後は2つのグループが合流して昼食をとり、その後、水路の土砂をかき出す作業を再開しました。水路の作業終了後は、被災された方と直接お会いして、農機具の運搬作業を行いました。運搬した農機具は合計で4つあり、そのうちの3つは重量が推定100キロを超える重さのある農機具でグループの全員で運搬作業を行いました。合計約8名ほどで運搬しましたが、人数的にも丁度よく、男子大学生が大半ということもあり、スムーズに運ぶことができました。その後、夜には被害に遭われた方々や石川県人会の方とお話しする機会があり発災直後の避難所での生活や共同生活での苦難などのお話を伺い、とても勉強になりました。


 2日目の活動では、被災された依頼者の方と直接会ってお話を聞くことができませんでしたが、3日目の活動では被災された依頼者の方と直接お会いすることができて、珠洲市が今どのようなことを必要としているのか、災害が起きた時にどのようなことが実際に起き、そこから、現在に至るまでどのような経緯があったのかを聞かせていただきました。我々のような大学生がいかに被災地で必要とされているかを実感できたので、今後も継続して、何か役に立ちたいという思いが強くなりました。


ボラキャンすずのテントで朝のミーティング 災害ボランティア先の分担中
ボラキャンすずのテントで朝のミーティング 災害ボランティア先の分担中
仮設住宅や避難所から家具や家電を運搬している様子
仮設住宅や避難所から家具や家電を運搬している様子

珠洲市宝立 8名で約100キロの農業機器を移動


珠洲市上戸 水田の用水路の土砂のかき出し


珠洲市上戸 予定よりも1時間早く作業終了
珠洲市上戸 予定よりも1時間早く作業終了
石川県人会 珠洲市正院地区の方々との交流
石川県人会 珠洲市正院地区の方々との交流

 

担当:法学部法律学科 舛谷風満(4年) 遠藤晄希(1年)

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