2024年9月7日(土) 本学が協定を締結している、やさしい街あざみ野実行委員会が主催する「認知症と防災」イベント(於:横浜市立山内地区センター)に、本学の学生とトランジションセンターが参加しました。
当日は、実行委員であるあざみ野商店会の有志の方、地域の皆様など約130名の参加者が集まり、地域全体で防災と認知症への理解を深める有意義な一日となりました。
イベントでは、能登半島地震の教訓をもとに、認知症の視点からどのように防災対策を進めるかについて話し合いが行われました。サポートが必要な家族のための準備と対策が紹介され、具体的な例を交えて理解を深める機会となりました。また「いざという時、どこに行けばいい?」というテーマで行われた 災害図上訓練(DIG)では、本学のスポーツ科学部 尾山ゼミの学生2名が地域の皆様と共に参加。青葉区の地図を広げて、防災対策を楽しみながら考える実践的な活動が行われました。
さらに、認知症サポーター養成講座では、横浜総合病院の長田乾先生から、最新のデータに基づいた認知症への理解や、医療現場での投薬と対応についての講義があり、貴重な知識を共有いただきました。認知症予防の観点からは、「口活」や「体操」が行われ、参加者全員が積極的に参加しました。
また、終日行われた「健康チェック&癒しコーナー」では、骨密度や血管年齢の測定、AI技術による身体測定、アロマを使ったハンドトリートメントなども行われ、参加者の皆さまからも大変ご好評をいただきました。
やさしい街あざみ野実行委員会の皆さまと共に本学も参加させていただき、心より感謝申し上げます。
今後も私たちは、やさしい街あざみ野実行委員会の皆さまと力を合わせ、共に学び合いながら、認知症の方にやさしい街づくりプロジェクトを進めていきたいと考えております。
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