【講師】
桐蔭横浜大学
医用工学部 専任講師 博士(工学)
臨床検査技師 蓮沼 裕也
【開催日時】
2020年5月19日(火)15:00〜15:30
【対象】
コロナ報道に興味を持つ人全て
【講座概要】
遺伝子検査と抗体検査の違いを、具体例を交えながら説明します。検査に関する情報が、「テレビなどではよくわからん!!」という人は必見です。
【講師経歴】
神奈川県内大学病院にて臨床検査技師として、院内感染対策に3年間従事、その後本学にて院内感染対策に関する研究を行い、現在に至る。認定臨床微生物検査技師の学会認定資格を保有。
【Web】
【体験レポート】
みなさん、こんにちは!トランジションセンターCampus Reporter 桐蔭横浜大学 4 年生 の竹村です!
5月19日(火)に行われた「コロナを乗り切る!桐蔭オンライン講座〜検査のプロが教えるCOVID-19検査〜」を受講しましたので、体験レポートさせていだだきます! 講師は桐蔭横浜大学医用工学部専任講師 博士(工学) 臨床検査技師の蓮沼裕也先生。
TVやSNSで様々なコロナの検査方法を耳にします。今回は3つの検査方法とそれらの特徴について学びました。今回のキーワード2つ!「見える化すること」と「ドロボーを捕まえること」です!
蓮沼講師はウイルスのことをドロボーに例えてお話ししてくださいました。医療の知識がない人でもわかるよう配慮されたスライドや、簡単な言葉を用いた解説により、理解を深めることができました!
検査とは、ウイルスを目に見えるようにすることであり、その方法はPCR検査、抗原検査、抗体検査の3つです。3つの検査には良い面と悪い面がありますが、PCR検査は菌を増やすこと、抗原検査と抗体検査は菌に人工物をつけ大きくすることで見える化することができ、それぞれに合った方法で対象を捕まえることができるそうです。抗体検査は新しく導入された方法で、短時間で症状の有無関係なく抗体を見つけることができ、さらには今まで出すことのできなかった市中感染率が出せるそうです!今回の講義で、医療は日々進歩しているのだと実感することができました。
質疑応答の時間では、検査キットや集団感染戦略など、医療に関する専門的な質問が多く提示され、とても内容の濃い時間になりました!
蓮沼先生、参加者の皆さま、ありがとうございました!
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